専門的なプログラミング知識がなくてもシステム開発が可能な『ローコード・ノーコード』ツールが、業務効率化の起爆剤となっています。IT部門だけでなく、営業や人事といった現場の担当者(市民開発者)が自ら業務アプリを作成することで、開発のスピード感が劇的に向上しました。DX推進を加速させる手段として、多くの企業がこれらのプラットフォームを導入しています。一方で、IT部門の管理が及ばない『野良アプリ』の増加というシャドーIT問題も浮上しており、企業全体での適切なガバナンス策定が求められています。
カテゴリー: 開発
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APIエコノミーの拡大とサービス間連携の深化
既存のサービスをAPIでつなぎ合わせ、新しい価値を創出する『APIエコノミー』が拡大しています。決済システム、認証機能、地図情報など、特定の機能を自前で開発するのではなく、信頼性の高い外部APIを利用することで、開発コストの削減とリリース速度の向上が可能になりました。フィンテック分野での銀行API公開や、行政サービスのデジタル化(ガブテック)においても、API連携が中核的な技術となっています。エコシステムの拡大により、異業種間の連携がこれまで以上に容易になり、新しいビジネスモデルが次々と誕生しています。
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オープンソースソフトウェア(OSS)の役割と持続可能性
現代のITインフラやアプリケーション開発は、もはやOSSなしでは成り立たないと言っても過言ではありません。世界中のエンジニアが協力して開発・改善を行うOSSは、技術革新のスピードを加速させています。しかし一方で、メンテナーの負担増大やセキュリティ脆弱性の早期発見といった、持続可能性に関する課題も表面化しています。企業がOSSの恩恵を受けるだけでなく、資金援助やエンジニアの貢献を通じてエコシステムを支える動きが強まっており、OSSの健全な発展を維持するための新しい枠組みが模索されています。